はてしない物語
ハルカです。
先日こっそりとTwitterアカウントを作成しました。これまでブログを更新した際は、自分や社長のFacebookでシェアをすることがほとんどでしたが、周囲からしばしば「Twitterを使って拡散をした方が効率的では?」との意見を受けるように。ついにハルカ(偽名)もTwitterデビューを果たしました。とはいえ、まず「誰」をフォローし、「何」を呟けばよいのやらわからず、まだまだ放置状態。
今後は、ブログの更新情報や、不意のつぶやき、どうでもいいことを発信する場となる(かも)しれません。Twitterをご利用している方は、是非覗いてみてください。
ここ最近、「仕事って大変だな」と感じています。
以前より気付いていたことではありますが、その感情にさらに拍車がかかるように。そう感じるきっかけの一つとして挙げられるのは、
「マーケティング」といっても、この一語にはありとあらゆる意味が含まれています。「企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動」とか、「消費者と供給者間での交換」、「財・サービスが売れる仕組み」等々。どれも似た表現に見えるようで少しずつその含意は異なっているようにも捉えられます。
今回、ハルカが意図するのは特に「財・サービスが売れる仕組み。」
海外へ柔らかい入れ歯・コンフォートを広めるならば、「コンフォートが売れる仕組み」を作ることはもちろん必須。以前より、「どうやったら買ってもらえるんだろう?」と考えてはいたものの、非常に抽象的で、採るに足りないものでした。
ここ数週間、その必要性がより具体的に浮き彫りとなり、ああでもないこうでもないと考え繰り始めたのです。
するとどうやら、売れる仕組みを作るためには、まずは財・サービスを提供する対象国のことを知ることから始めなければならないとのこと。実は、これが簡単なようで難しいのです。
これまでも海外へ足を運ぶ度、日本とは違う文化や環境に気付き、新鮮さを感じる場面がありました。しかし、マーケティングで求められていることはさらに奥深く、「ターゲットとする人はどのように商品の購入へと至るのか?」「スマートフォンとPCのどちらをより頻繁に使うのか?そもそも使っているのか?」「その国では何が『普通』なのか?」といった消費者各個人の行動まで観察する必要があるそう。
それを踏まえた上でいざ海外事業を振り返ると、ハルカはあることに気付きました。
世界で190を超える国や地域。今後、全世界へとコンフォートを広げ、売れる仕組みを作っていくためには、すべてを網羅しなければならないのだと。各国のことを知るばかりでなく、その国の人々が普段どのような生活を送り、中でもコンフォートを使うであろう人が何を見、感じ、選択を行っているのかを知る必要があるのです。
言語はもちろんのこと、生活習慣や行動パターンがそれぞれ違う中で、全対象国へとコンフォートを広げる「マーケティング」を実行することは、かなりの苦労を要するのだと今更ながらに思い知ったのです。
まだまだやることいっぱいです!
<つづく>
Don't feel, Think.
ハルカです。
このブログを開始してより、インターネット上に散らばるあらゆるブログにも目を通すようになりました。やはり、人気のブログとそうではないブログとで二極化しており、コメントやお気に入りの数が明らかに違うのだと発覚。本ブログもまだまだ後者ではありますが、検索エンジンにて「入れ歯 ハルカ」や「入れ歯屋」と検索をすると、上位に躍り出るほどには成長しつつあります。
さすがに私は入れ歯ではないのですが…。
そんな入れ歯屋のハルカも、気付けば入社から半年が経過。ここ数日間、しばしば社長から言われるのは、
「そういえば、まだ1年目だったんだね。」
この言葉が意図するところは果たして「1年目だと忘れるほど会社に馴染んで仕事しているね」と「全然仕事してなさ過ぎて影が薄れて忘れていたよ」のどちらなのでしょうか。
実際、仕事を進める中での非効率な部分や思い通りに進まないことは日常茶飯事。優先順位を決めたつもりが、いつの間にかその順位そのものが変動していたり、海外のパートナーとのやり取りに苦戦し、なかなか事が運ばなかったりと様々。
そんな状況を打開すべく、先日、とあるワークショップに参加しました。
課題管理に関するそのワークショップは、外部のセミナーへ参加をした社員さんが、そのセミナーで得られた課題管理の手法を社内へと共有をするといったもの。内容に関心がある、業務で困っていることがある社員が集い、社内勉強会形式で行われます。
ただし、「ワークショップ」と銘打たれるだけあり、「話を聞く」ことよりも「自ら考える」ことをより重点的に行うのです。
まずは、
自分の業務で改善すべきことは何か?
を考えることに。
さらには、「リスク」「課題」「タスク」の3点を挙げ、これらが互いにどのように関わり合っているのか、示されたいくつかの事象はそれら3つのどこへと分類されるのかについても、それぞれが自分なりに検討します。
パっとこれら3語を目にしたハルカ。自然と脳内では、
- リスク
- 課題 ≒ タスク
との分類が。私の認識の中では、課題とタスクはほぼ同義であると考えていたのです。しかしながら話を聞くうちに、課題とタスクはどうやら同義ではないのだと判明しました。
なぜなら、「業務の中で、特に課題が無い」ことは課題ですが、「業務改善で使用する資料作成を依頼する」ことはタスクであるから。ハルカにとっては何が異なるのか判りませんが、どうやら何かが違うらしい…。
そのワークショップ内で提示されたそれらの定義は、以下の通り
- リスク:まだ起きておらず、個人では解決できないこと。
- 課題:既に起きており、個人では解決できないこと。
- タスク:既に起きており、個人で解決することができること。
そして、これら3つの関係性としては2パターン。
まだ発生していないリスクから課題が生まれ、その課題を基に解決策を講じる。解決策を練ることそのことこそが、タスク化の作業であり、解決へと導くケース。
さらには、予めリスクを最小化することで、ある問題をタスクと見なし、解決していくケース。
「課題」は自分一人で解決させることはできませんが、「タスク」化することによってより現実的な策として取り組むのだそうです。これを繰り返すことによって現状と定常(あるべき状態)との乖離を減少させ、理想形態へ近づくという何とも論理的な構造。
目から鱗とはまさにこのこと。
ただひたすら思い悩むよりも、まずは客観的に捉える必要があるのかもしれないと感じるハルカなのでした。
<つづく>
おばけよりも恐いのは?
ハルカです。
最近のマイブームは「保湿」です。毎日、朝晩に土台美容液という名の泡を顔に塗りたくっています。これまでは2~3秒で済ませていた入浴後の化粧水も、少しでも多く吸収するべくコットンを活用。それだけでは飽き足らず、卓球のラバー張り替えに伴い、練習後は毎度こちらにも泡を塗り始めるように。
どちらも、継続することを目標に頑張ります。
さて最近のハルカはというと、主に中国とのやり取りに苦戦をしています。
元より、中国への進出も視野に入れつつ現地パートナーとの業務を進めている入れ歯屋。現在は日本人歯科技工士・ソンベンさんが現地へと赴き、その準備も着々と進みつつあります。
そんな中、一か月ほど前のある日のこと。現地取引先から突然の連絡が入りました。
「9月16日~17日に中国の歯科医院を集めてセミナーを開くからよろしくね。ソンベンさんに講師をしてもらうから。至急セミナーの内容をまとめて送って。」
…ん?
過去にそのような企画をこちらから提案したこともなく、一方でそのパートナーから相談を受けた記憶もありません。まったくもって耳にしたことのない内容にソンベンさんを始め、皆あんぐり。ハルカも動揺するばかりです。
「なぜそれをやる必要があるの?そのような話を受けたこともないし、ましてや急ぎでセミナー内容を決めて送るなどすぐにできるわけがない。」
と諭します。
「そっちがセミナーを開く必要があるって言っていたじゃないか!もう参加者のスケジュールは確保してあるし、とにかくすぐに当日のスケジュールを送ってくれないと困る!」
こちらが何を言おうと相手は激憤するばかり。なす術もなく、後日改めて連絡をしました。結果、いくつかの条件をこちらから提示をし、セミナー開催に踏み切ることに。とはいえ、ソンベンさんもセミナーを一人で受け持つことは初めてです。ましてや開催は約1か月後。当日のタイムスケジュールについての打ち合わせや、資料や備品の準備に取り掛かります。
そしてセミナーを2週間後に控え、こちらでの準備もある程度完了し始めた頃のこと。
「参加人数がおおよそこれくらいになりそう」
との報告が。
しかしながら予め聞いていた参加人数とは異なり、明らかに既に準備している資料、備品共に不足すると見られます。さらには、「1日だけでは短すぎる」「日程を変更した」等々突然の変更や要求の連続に、情報は錯綜するばかり。かといってこちらから伺うも、「今ちょっと忙しいからムリ」と回答してもらえない始末…。
果たして、無事セミナーを開催することはできるのでしょうか?
<つづく>
…
……
と言いつつも、セミナーは無事に終えることができました!
参加者からも良いお声が寄せられ、現地のソンベンさんの頑張りの賜物です。
ハルカ自身、中国のパートナーとは未だ直接お会いしたこともなく、十分な信頼関係を築くことができていないことも、今回起きたゴチャゴチャの要因の一つかもしれません。
人間とのやり取りが、仕事の中で一番困難を要するのではないか。そう感じるハルカなのでした。