「あのとき」タイにいた入れ歯屋ハルカのブログ

2016年11月某日、都内。内定先である入れ歯屋でアルバイトとして勤務していたハルカは、社長室へと呼び出された。そこで社長から告げられた言葉を機にハルカの入れ歯屋ライフが本格始動。入れ歯との出会い、社長から課されるミッション、初めての社会人経験…そんなハルカの日々を綴ります。

ある日、突然入れ歯屋の電話営業メンバーに加えられた、海外事業部の新入社員はこう考えた。

ハルカです。

パズル系の携帯ゲームに以前からハマり易い性質なのですが、ここ最近はずっとLINE POP 2に没頭する日々を送っています。毎日ひたすら遊び続けているわけではありませんが、そのゲームを始めてから早2年ほどが経過しています。

課せられたミッションをクリアし、次のステージへと進む形態をとるゲーム。遂に、次のステージが「COMING SOON!」と表示された地点まで辿り着いてしまいました。それを知った友人からは、私との間に一線を引かれたかのような眼差しを向けられ、「むやみに誰かとLINEの友達登録をすることができない」と気付いたのです。

 

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さて、お盆の休暇を終えてから電話営業に励んでいたハルカ。

本日、ついにその新企画がスタートしました。やわらかい入れ歯・コンフォートのロゴをはじめ、ポスターやパンフレット、WEBサイトも一新しています。そしてそのWEBサイトが本日お目見えに。

www.bitecglobal.com

入れ歯をいまお使いの方はもちろんのこと、抜歯後、インプラントやブリッジを検討している方にも知っていただきたい「新しい」コンフォート。

 

ちなみに、以前ブログでも紹介したハルカの電話営業は、この「コンフォートシリーズ」に新たに参画してくださる歯科医院さんを少しでも多く集めるためのものでした。その営業メンバーの中には、来春入社予定の内定者アルバイトも登場していたりと、全社挙げての大プロジェクト。

その甲斐あって、8月末までに行った電話営業の結果は予想を大きく上回り、ただただ嬉しいばかりです。

 

 

実際にハルカが電話営業に従事したのは、8月中旬からの約2週間。且つ、一日当たり1~2時間ほど。

営業を始めた初日は、受話器を取ってボタンを押すことでさえも緊張していました。これまで、入れ歯屋へとかかってくる電話を受けることは多々ありましたが、「自分から」「営業のために」「歯科医院へ」掛けることが、ある種のプレッシャーとなっていたのです。

 

しかしながら、数をこなせば慣れることができるということも事実。気がつけば、口もぺらぺらと回るように。一つの通過点を迎えた今振り返ると、あたかも全てが上手く進んだようにも感じられますが、様々なことが起きた2週間でした。

 

 ……

 …

「いつも入れ歯のコンフォートでお世話になっております。入れ歯屋のハルカと申します。コンフォートの新しい企画についてお電話させていただいたのですが、院長先生は…」

「診療中です。」

「それではまた後ほど改めさせていただきます。」

 

 

「入れ歯のコンフォートでお世話になっております。その後院長先生はお手すきでしょうか?」

「外出しました。」

 …

 ……

 

こんなやりとりはまだまだかわいらしいもの。中には、「新しいサービス、企画」と口にした途端断られてしまうことも。

ただ、繰り返し電話をかけ、コンフォートや自分の名を覚えてもらううちに、相手方も少しずつ興味を持ってくれるようになるというケースがいくつかありました。ある歯科医院さんは、こちらからの営業電話を機に検討を重ね始め、何度も問い合わせの連絡をいただくように。最終的にその歯科医院さんから、加盟頂くとの回答が届いたときは、とても嬉しく感じました。

特に、「営業として獲得した」といった感覚とは違った、「親しい人に良いことがあった」時のような喜びを噛みしめていたのです。

 

たとえ、電話口でしか話していない相手であったとしても、信頼関係のようなつながりが生じうるのだと、身を以て知ったハルカ。当然、今回の電話営業からの気づきはこればかりには留まりません。

そんな中で総じて感じたことは、

 

営業って大変だ。

 

<つづく>

二兎を追う者は一兎をも得ず。

ハルカです。

以前、髪をバッサリ切った際に、ガッキ―と同じ髪型にとお願いをした結果、ちびまるこちゃんへと変わったことがありました。その後、数週間前に再度美容室へ赴いたところ、今回はなんと希望通りにカットしてもらえ、本当に満足満足。

ちなみに今回のイメージは、欅坂46の平手ちゃん。もちろん、似せようとしたのはあくまで「髪型」であり、すべてを似せることができないとは百も承知です。

 

 (引用:欅坂46オフィシャルサイト)

 

ここ最近は、業務に追われる日々を送っているハルカです。気付けばお昼休みを迎え、さらに気付くと定時の18時を回る。少し前の日曜夜に「明日からまた仕事か」と思っていたにもかかわらず、あっという間に金曜日。こうして1か月、半年、1年…と月日は流れて行くのだなとしみじみと感じています。

そんな中、いつものように業務に取り掛かっていると、ふとあることに気がつきました。

 

あれ、担当地域が増えている…?

 

そもそも、現在、ハルカが属する入れ歯屋の海外事業部としては、国・地域別に担当を分けることを徹底しているわけではありません。ただ、それぞれ1つの国・地域については、あくまで中心に進める者が現地のパートナーと連絡を取り、時には他の者がサポートをしたりと、分業しているようなしていないような環境下にて進めています。

 

これまで、ハルカが主に担当していたのは、タイにおける事業展開。

仕事に慣れ始めながら少しずつほかの国の業務も受け持つようになり、気付けば、タイとベトナムと中国と連絡を取り合っていました。その内容は、技術移転トレーニングの準備をしたり、海外からの受注をチェックしたり、契約書の更新作業に手をつけてみたりと様々。

 

しかしながらハルカ自身は、さほど要領がいいわけでもなく、基本的にはのんびりな性格。海外事業部の業務に加え、コンフォートの営業電話をチョコチョコと掛けているうちに、「あ、これもやらなきゃ。」「はっ!!!忘れてた!」といったことも時折起きてしまいます。

 

そうしていると、社長からアドバイスを掛けられたのです。

「急ぎで、かつ重要度も高い仕事」なのか「重要度は高いが、緊急性はない仕事」なのか…と業務の種類を分けていくといいのだ、と。その手法としては、「緊急度」と「重要度」とで2次元の座標軸を描き、その4つの象限にやらなければならないことを分類するといいらしいです。

 

正直、その「重要である」ことの定義がまだ曖昧で、どのように分けたらよいのか半信半疑なハルカ。ただ、まずはその通りに試してみると、どうやら自分の業務は「緊急性はないけれど重要」な仕事がどちらかといえば多くあるのだと明らかになりました。

 

まだまだわからないことも多いと感じつつ、それらの業務をうまくスケジュール立て、より効率的な仕事ぶりを身につけ、さらには充実した私生活をも送り、キャリアウーマンになることが、今後の目標であるなと気付いたハルカなのでした。

 

<つづく>

お久しぶりです、ハルカです。

ハルカです。

気付けば、前回の更新が約1か月前に。大変長らく更新が滞り、申し訳ございませんでした。「サボっていた」つもりは決してなかったのですが、実際はサボっていたという現実…。以前までは簡単に続くだろうと思っていたのですが、どうやら甘かったようです。

ちなみに、お盆の休暇は地元・愛知へと帰省し、その間に「ダ・ヴィンチの橋」を割り箸で作るなどしていました。簡単に見えるも、実はなかなか難しい。ブログの更新と同じです。今後も更新がんばります!

 

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さて、ハルカはここ最近何をしているのか。もちろん、海外事業部としての業務にも取り組んでいますが、なんと、

 

電話営業をしています。

 

 

というのも、9月1日より、国内のコンフォート事業が新たな企画をスタートすることがその背景に。まず、歯医者さんからのご参加を募り、進めていく企画であるため、少しでも多くの歯医者さんにご参加いただこうと、直接電話を掛けアプローチをしているのです。

 

 

「いつも入れ歯のコンフォートでお世話になっております。お盆前にDMをお送りしたのですが、黄緑色の表紙の郵送物はお手元に届いていらっしゃいますか?」

 

「通常60,000円の年会費が、今お申込みいただくと半額!さらにクーポンもお付けします。」

 

 

直接、院長先生とお話をした歯医者さんは、まださほど多くはありませんが、少しずつ、少しずつ、口も回るように。

 

ちなみに、この営業電話に参加することは、つい最近まで知らされていませんでした。元よりハルカの名がその営業メンバーに加えられていたのかどうかさえ、定かではありません。

気付けば、「ハルカ担当」と記され、リストアップされた250件の歯医者さんの名簿を手渡されていました。しかも、2018年4月入社予定の内定者や、まだまだ入社は先だけれども内定者の学生さん、社長さえも、それぞれ250件、300件と割り当てられていたのです。

恐るべし、我が入れ歯屋。

 

ただ、ここまできたら引き戻せないことも事実。9月の走り出しに向け、歯医者さんへとひたすら電話をかける日々を送っています。この先、まだ長い道のりが続きますが、コツコツコツコツコツと。

 

そして、話を聞いてくださった歯医者さんからは、さまざまな反応が来ています。もちろん、一番うれしい返答は、

 

「あとで申し込みFAX送るね。」

 

しかし、さほど容易くはありません。

「うちは特に必要ないよ。」

「検討するね。また電話ください。」

「この世知辛い社会では難しいんじゃないの?」

等々、多数のご意見もいただいています。

 

 

すべて身に受け、蓄え、より多くの歯医者さんに知っていただこうと奮起するハルカなのでした。

 

<つづく>