Don't feel, Think.
ハルカです。
このブログを開始してより、インターネット上に散らばるあらゆるブログにも目を通すようになりました。やはり、人気のブログとそうではないブログとで二極化しており、コメントやお気に入りの数が明らかに違うのだと発覚。本ブログもまだまだ後者ではありますが、検索エンジンにて「入れ歯 ハルカ」や「入れ歯屋」と検索をすると、上位に躍り出るほどには成長しつつあります。
さすがに私は入れ歯ではないのですが…。
そんな入れ歯屋のハルカも、気付けば入社から半年が経過。ここ数日間、しばしば社長から言われるのは、
「そういえば、まだ1年目だったんだね。」
この言葉が意図するところは果たして「1年目だと忘れるほど会社に馴染んで仕事しているね」と「全然仕事してなさ過ぎて影が薄れて忘れていたよ」のどちらなのでしょうか。
実際、仕事を進める中での非効率な部分や思い通りに進まないことは日常茶飯事。優先順位を決めたつもりが、いつの間にかその順位そのものが変動していたり、海外のパートナーとのやり取りに苦戦し、なかなか事が運ばなかったりと様々。
そんな状況を打開すべく、先日、とあるワークショップに参加しました。
課題管理に関するそのワークショップは、外部のセミナーへ参加をした社員さんが、そのセミナーで得られた課題管理の手法を社内へと共有をするといったもの。内容に関心がある、業務で困っていることがある社員が集い、社内勉強会形式で行われます。
ただし、「ワークショップ」と銘打たれるだけあり、「話を聞く」ことよりも「自ら考える」ことをより重点的に行うのです。
まずは、
自分の業務で改善すべきことは何か?
を考えることに。
さらには、「リスク」「課題」「タスク」の3点を挙げ、これらが互いにどのように関わり合っているのか、示されたいくつかの事象はそれら3つのどこへと分類されるのかについても、それぞれが自分なりに検討します。
パっとこれら3語を目にしたハルカ。自然と脳内では、
- リスク
- 課題 ≒ タスク
との分類が。私の認識の中では、課題とタスクはほぼ同義であると考えていたのです。しかしながら話を聞くうちに、課題とタスクはどうやら同義ではないのだと判明しました。
なぜなら、「業務の中で、特に課題が無い」ことは課題ですが、「業務改善で使用する資料作成を依頼する」ことはタスクであるから。ハルカにとっては何が異なるのか判りませんが、どうやら何かが違うらしい…。
そのワークショップ内で提示されたそれらの定義は、以下の通り
- リスク:まだ起きておらず、個人では解決できないこと。
- 課題:既に起きており、個人では解決できないこと。
- タスク:既に起きており、個人で解決することができること。
そして、これら3つの関係性としては2パターン。
まだ発生していないリスクから課題が生まれ、その課題を基に解決策を講じる。解決策を練ることそのことこそが、タスク化の作業であり、解決へと導くケース。
さらには、予めリスクを最小化することで、ある問題をタスクと見なし、解決していくケース。
「課題」は自分一人で解決させることはできませんが、「タスク」化することによってより現実的な策として取り組むのだそうです。これを繰り返すことによって現状と定常(あるべき状態)との乖離を減少させ、理想形態へ近づくという何とも論理的な構造。
目から鱗とはまさにこのこと。
ただひたすら思い悩むよりも、まずは客観的に捉える必要があるのかもしれないと感じるハルカなのでした。
<つづく>