巻き込み、巻き込まれ、ぐーるぐる。
ハルカです。
先日、卒業旅行で台北を訪れ、国立故宮博物院の代表とされる翠玉白菜を観覧し、その写真を母へ送ったところ、
「使いかけの白菜みたい」
翡翠でできた貴重品なのに…。
さて、タイでの企画準備を進める中で、しばしば社長やハイスペさんを交えたミーティングを開き、経過報告等を行っています。今回は、そのミーティングでの一コマ。
ハルカが出社をしていたこの日も、ミーティングを予定していましたが、ハルカはいつになくウジウジと考えあぐねていました。
それもそのはず。バンコク訪問が決まるも、タイ語への対処方法、通訳が定まっていなかったのです。考えれば考えるほど、ハルカの脳内はぐーるぐる。
現地で日本語を学んでいるタイ人や、日本人留学生に手を借りることができればいいけれど、全て断られてしまった…。いっそのこと通訳アプリで頑張るか?いや、やはり高リスクであることは否めない。格安通訳をなんとかして探し出すべきか?でもやっぱり…。どうしよう、どうしようどうしよう。
ぐるぐるしていても、ミーティングの時間はやってきます。
今回、そのミーティングに参加するのは、社長、ハイスペさん、ハルカ、そしてもうお一方でした。以前、
sekai-de-ireba-challenge.hatenablog.com
こちらに登場し、ハルカへ多大なるアドバイスを超速送球マシンの如く送ってきた人物、ナイスミドルさんです。通称ナイスミさん。
通訳の件が議題に上がったそのとき、ナイスミさんが口を開きました。
「ここまできたら、Faceb〇〇kとかも使って人に当たらないと。周りを巻き込んでいかなきゃ。」
なるほどな、と思いました。
自分の知人の中からタイやタイ人を知る人を探し出すことはもちろん大切なこと。しかし、「知り合いの知り合い」という一枠超えた繋がりをも紡いでこその社会であり、それを最大限活かすことができる現代社会に自分はいるのです。ハルカは、独りでにそう確信しました。
またこれまで、大学のOBやOGの方から話を聞く度に「巻き込み力」という言葉は耳にしていましたが、当時の私は素知らぬ素振り。「巻き込み力」と聞いても、ピンと来ていないのが正直なところでした。しかし、あれから2年程経った今、その意味を身を以て理解したと言っても過言ではありません。
ちなみに、ナイスミさんは英語や手品は得意ではないそうですが、ビジネスマン歴〇十年の(たぶん)スゴい人です。
少しだけ視界が開けた面持ちのハルカ。
それでは、次に何をするのか?
これまでのような直接連絡を取る手段に加え、SNSを利用し、多くの友人・知人に
「タイ語できる人、探しています!」
と訴えかけることに。無論、公開範囲は「利用者でない人も含むすべての人」です。
すると…
「通訳OK出ました!」
なんとハイスペさんの知人(の知人?)の方が引き受けてくれることに。
やはり、ハイスペさんはハイスぺさんでした。
タイへ行く日まで残り僅か。そろそろ不安も過る頃。
ハルカは無事、企画を全うできるのでしょうか!?
<つづく>