歩いて歩いて、また歩く。
ハルカです。
5割の確率で電車の改札に激突しています。痛いです。
さて、凄まじいスピートで入れ歯に困っている人を見つけたハルカとハイスペさん、次なる目標に「タイの市場の様子や入れ歯使用者の傾向を掴む」を掲げ、タイ3日目も日の出と共に出動です。
昨日開始したインタビューを、昨日と同様の公園にて行いました。相変わらず、たくさんのおじいちゃん・おばあちゃんが公園で運動をしていたり、お茶を楽しんでいたり。そこへ混ぜてもらい、話を聞き出します。
最終的に、45人ほどから回答をもらい、
「テレビや新聞はあまり読まない」
「70歳で、入れ歯は使っていない」
等、様々な反応をもらい、予想外な結果を得た点も多数ありました。
例えば、「テレビやラジオは聞かないけれど、中国語の新聞は読む」というおじいちゃん。タイ人の通訳さんによると、現在タイ在住の約50歳以上のうち、3〜4割は中国とタイ人のハーフなんだとか。所謂「華僑」のご子息に当たると考えられます。
そしてこの辺りから、昨日の疲れの残りもあり、足が重くなり出します。
そして午後。
「ここ2日間、同じ公園をふらついているので、違うところへも行ってみよう!」ということで、週末マーケットをも開催されるという情報のある別の公園へ。
すると…
あっつい!
公園到着時、なんと午後1時。
どこかで嫌な予想はしつつ、信じてきてみたものの、この有様。加えて、週末マーケットに来ているのは観光客ばかり。公園内は、おじいちゃん・おばあちゃんよりも野生のリスの方が多い始末。
せっかく来たので歩き回るものの、長居はせずに撤退しました。暑さがさらに体力を奪い、疲労困憊。
その後、夕方にも再び公園へ人が集まるということで、再び早朝に向かった公園へ。通訳さんとは既にさよならしていたので、ハイスペさんと2人で偵察です。実はこの公園、入り口からぐるっと一周歩くと20〜30分程かかるどデカイ公園。おじいちゃん・おばあちゃんはいないかと探し回るだけでもクッタクタ。ホテルに戻った頃には足にできた豆がプックプク。
そんなこんなで3日目終了。明日からは、公園で募集した方への柔らかい入れ歯・コンフォート診察を開始します。「コンフォートにしたい!」と言ってくれたおじいちゃん・おばあちゃんをクリニックへと招き、診察を行うのです。
一度、本人たちに電話で確認を取ったところ、皆予定通り参加可能とのこと。
ここまでスムーズに進んできたタイ企画、まだまだ始まったばかりです。どうかこのまま順調に進んでおくれー!
<つづく>
人との出会いって素晴らしい。
ハルカです。
タイの暑さで全身が焦げ焼けそうです。
入れ歯で困っている人を見つけ出し、第一任務完了。「少し観光とかできるのか?」と心の隅で期待していました。しかしながら、早速社長より、タイの入れ歯使用者や街中の様子をも調べるべしとの追加指令が。
ですよね!!
ということで、朝食を終えてからも、通訳さんを引き連れ再び公園をウロウロウロ。
日本では、タイのおじいちゃん・おばあちゃんがどのような生活習慣を送っているのかや生活水準など、細かな情報を収集することは非常に困難です。せっかくタイに来ていることですし、通訳さんも協力してくれるということで、
「入れ歯を使っていますか?」
「普段、新聞・テレビ・ラジオなど、どれ程使用しますか?」
「このコンフォートという柔らかい入れ歯、いくらだったら買いますか?」
など、あれこれと質問を投げかけて行こうという作戦です。
しかしながら、朝食を終え公園へ戻ってきたところ、数十分前まではたくさんいたおじいちゃん・おばあちゃんがなんと全然いないのです。
どうやら、日の昇る前、まだ少し涼しい時間帯には多くの方が公園で運動をしていますが、9時を過ぎると徐々に減り、どの人も家へ帰るとのこと。確かに10時ともなれば、広く日が当たり始め、体感気温も明らかに高くなっていました。
残りわずかに残る方へ少しだけインタビューを行い、我々も屋内へと避難。今後の動きの確認をしつつ、午後の予定に備えます。
午後には、とあるタイの企業へと訪問しました。なんとこのお方、以前このブログの電話回にて登場した、お優しい日本人の方なのです。電話をかけた折、タイの市場概況や我々の企画へのアドバイスをもらったため、そのお礼をお伝えすべく、伺いました。
直接お話した際も、タイに進出している日系企業のお話や、ターゲットの観点からの助言等、その方の会社で作っている雑誌をも見せてもらいながら、貴重なお話をたくさん頂きました。感謝の気持ちでいっぱいです。
さらにさらに、夜にはバンコクで働く日本人の方とお食事へ。
タイへ来る数週間前、「朝の公園へ行くといいよ!」等、バンコクの細かな情報を提供してくれた方です。その方の案内で南国チックなタイ料理のお店へ。満足満腹です。
ちなみに、最後にご紹介した日本人の方、日本に本社を置く企業のタイ支社にて4月から新卒社員として働き始めるものの、既にバンコクに駐在し、フルでお仕事をされている内定者さんでした。
ここにもぶっ飛び内定者、発見!
<つづく>
入れ歯の人を探せ!
ハルカです。
タイへ到着した直後に腕時計の電池が切れました。時計のない左腕にも、どうしても目をやってしまいます。
更に昨日は、シャワーを浴びたらトイレが浸水しました。
さて、本日早速「タイの街中で入れ歯に困っている人を探す」ミッションが開始となりました。今回、入れ歯に困っている人を見つけた後、柔らかい入れ歯・コンフォートにしてもらうという流れになっています。コンフォートにしてもらうには、その後の診療へ来れるかの確認等、条件が加わるため、それらを満たす人を大体3〜5名ほど見つける予定です。
そして、今日と明日を使い、「入れ歯に困っている人探し。」
午前6:00、ホテルのロビーでハイスペさんと待ち合わせ、駅へ向かいます。駅までは、聞いたところによると徒歩10分、第一の目的地とした市内最大の公園へは電車で15分程ということでした。
午前7:00、公園到着。タイ在住の方からの、「朝の公園ではおじいちゃんおばあちゃんらが多く運動している」との情報を元にやって来ました。実際、驚くほど多くの方が、太極拳やウォーキング、ジョギング等をしています。
…いや、それより何かがおかしいぞ?なぜホテルから1時間もかかったのか。その理由は至極単純でした。そうです、駅までの道程で迷いに迷ったのです。ここへ来て、ハルカ&ハイスペの方向感覚ダメダメコンビの誕生です。
その後、通訳さんが来るまでの約30分間、身振り手振りとインターネット翻訳を利用し、コミュニケーションを図るも失敗。
通訳さんのお力により、その後のやり取りは順調そのものでした。もちろん、断られることがほとんど。
そして、とあるおばあちゃんに遭遇。なかなかに興味を持ってくれます。
約1分の説明の後、そのおばあちゃん、なんと我々の企画に参加しコンフォートを試してくれるとのこと。さっぱりあっさりな形で引き受けてくれ、ハルカもハイスペさんもびっくりぽん。
早速、おばあちゃんに、コンフォートにするための診察やクリニックについての説明を始めたその時。
「j#a/_.々3¥°2→>〆€」
後ろからタイ語のおばあちゃんが2人ほどぞろぞろとこちらへ寄ってきます。どうやら、先ほどのおばあちゃんのお友達の模様。おそらく、「何やってんのー?」といった様子です。
そしてハルカ。せっかくだし、ついでに聞いちゃえ!ということで、
「おばあちゃんもコンフォートにするー?」
「する!」
「するー!」
あれ?
集まっちゃった。
想定外のスピード採用に頭がついていきません。取り敢えず、一旦切り上げて朝食へと向かいます。
これぞまさに、
朝飯前!
<つづく>