ハルキャン編:東中野のクリスマス
ハルカです。
ここ数年間でようやくコーヒーを飲めるようになりました。しかし、「今日はコーヒーを飲んだ」と認識した日の夜は決まって眠れないことが悩みです。先日も、午後にカフェ・ラテを2杯飲み、「そういえばお昼間にコーヒーを飲んでしまった」と就寝前にふと思い出しました。結局、その日は眠りに就くことができぬまま、目に深いクマを携えて朝を迎えたのです。
何事も気の持ちようは大切なようで。
前回の記事で「アウトプットが苦手」とぼやいたところ、知らぬ間に社長がFacebookを通じて拡散、多くの方からの「相談に乗ります!」とのメッセージをいただきました。
おせっかいっに感動したという話irebablog.wordpress.com
実はこの件が話題に挙がった頃、当のハルカはそんなことは露知らず。
社長からの、
みんながハルカの話を聞いてくれるって。
との言葉とFacebook記事を見てびっくり。
このように多くの方々とお話ができる素晴らしい機会に、感謝・感激の思いは募るばかりです。皆様本当にありがとうございます。
その後、「せっかくなのでハルカから連絡を送ろう」と私からメッセージを送るも、未だ敬語やビジネスマナーを完全に習得できていないゆえ、文字でのやり取りでさえ前途多難と思われるほどでした。
そんな中、一番初めにお会いした方はケン・チャンさん。
社長がいつも「ケンチャン、ケンチャン」と呼んでいます。そのケン・チャンさんのご予定をお聞きすべく、メッセンジャーでやり取りをしていた時のことでした。
ご都合のいい場所とお時間を伺うと「最寄駅へ行きますよ」とのこと。確かに、普段ハルカに与えられるランチ休憩は1時間のみ。それなら月島の美味しいお店を探そうかと考え、その旨を返信すると、ケン・チャンさんの面前にてすぐさま社長から指導が。
「お願いをする立場なのだから、相手が『行くよ』と言ってくださっていても『いえいえ、お願いする立場なのですから伺います!』っていうのが良い」
ひえぇ
どうなることやらと思われるスタートを切ったものの、実際にお会いすると、非常に気さくな方でした。メッセンジャーでのやり取りが、より一層恐れ多く感じられます。
お話をする中で、フットワークを軽く、何事も前のめり且つ押し気味で、タイの業務もよりネットワークを駆使して…等多々アドバイスをいただきました。
当に自分には不足している点ばかり。「タイに関することは何でも触れ、深く気を傾けよう」と感じるようになりました。
以降、朝刊でタイ関連の記事を探すよう心掛けてはいるものの、まだこればかりに留まってはいられません。最近は穴蔵の中をのた打ち回っていたハルカですが、またここから再発進しようと決意しました。
ケン・チャンさん、
本当にありがとうございました!
<つづく>
「ハルカ、会いに行きます!キャンペーン」を略してハルキャンです。
以後お見知りおきを!
ブログを放置していると、雑草のごとく邪魔な広告が増えるかもしれないという危機感に襲われたので。
ハルカです。
師走という名に相応しく、「12月になった!」と感じる暇もなく気付けば明年までのカウントダウンがどこかから聞こえ始める時期です。数日前、隣人の家宅へ侵入し、どこかから現れた断崖絶壁を乗り越え、自宅のポストへと郵便物を取りに行くという夢を見ました。
約1か月もの間ブログの更新を怠っていましたが、同じくブログの更新頻度が下がっていた社長がここ数週間で頻繁に自身のブログを更新するようになり、無言の圧を掛けられているかのような気分です。
ここ最近はというと、一言では収まらぬような業務に取り組んでいます。
とはいえ、総じて「タイでコンフォートを広げる」ために走っていることに変わりはありません。より現実的に事業を組み立てることに注力する日々。
商品を明確に定め、顧客を決め、どのように顧客を誘引するのか、想定される費用は何でどれほどの規模なのか、製品の作製経路は、想定される商品の売上やそれらの予算組み…等々、以前にも増して仕事らしい仕事をしている、のかもしれません。
一見とても大きなことを成し遂げているかのようにも見えますが、もちろん一人で進めているわけでもなく、且つすべてが順風満帆に進むはずもありません。
先日も、「やわらかい入れ歯・コンフォートを試しているタイ人のおばあちゃんもいることだし、その声をシェアするイベントを開催しよう!」と改めて意気込む反面、なかなか前へと進めることができずにいました。
もちろん何をするにも大変なことは生じますが、イベント開催では特に集客方法に苦労を要しています。現地の広告代理店に委託をしようと考えるも、先方からの反応は遅く費用もかさむ。かといって単独でチラシを配布することによる影響力の弱さは自明です。タイ人のコミュニティに混ぜてもらうことができればラッキーだけれども、そもそもそれらがどこに存在しているのかわからないし、所属している方々が我々の目指しているターゲットでなければ元も子もありません。
この状況を例えるならば、一方でハルカ1号機が壁にぶつかってジタバタし続け、他方ではハルカ2号機が壁にぶつかったままボーっと突っ立ったままといったイメージ。
ではこれらの原因はどこにあるのか。
思い巡らすと、「アウトプットがヘタクソだ」という結論に至りました。アウトプットといっても、ここでは特に「発信する」意のアウトプットを指します。
というのも、おもむろに業務に取り組んでいると知らず知らずのうちに少し外れてルートへ逸れてしまう。逐一社長や上司へ相談をしていれば回避できるかもしれないものの、すぐに相談に行けずじまいで宙ぶらりんに。そもそも、目の前にわからないことや困っていることがあっても、それ自体に気付けていないこともしばしばあります。打合せの場でも、なかなか自分の考えを発することができない…。ここ最近特に顕著な悩みなのです。
そして、以前この悩みを社長や先輩へ相談したところ、
「そうそう、ブログもアウトプットの一種なんだよ。」
と。暗に「なんでブログ更新しないの?」と問われている気がしてなりません。
もちろん、他にも多々アドバイスをいただきましたが、この時点で、2018年の目標に以下2点が挙げられることが決定しました。
1. どこでも何か言葉を発する
2. ブログの更新を継続する
年内の残り約2週間、がんばります。
<つづく>
バンコクで入れ歯を作ってみた。(65歳 男性)
ハルカです。
今夏から「土台美容液」という化粧水のようなそうでないような美容液を使っています。先日その商品のキャンペーンに応募しました。とは言っても、SNSへ写真と感想を投稿し、抽選で100名へ丸っと1本プレゼントというもの。せっかくだし載せておこうという軽い気持ちでアップロードしていたら、驚くことに当選していました。
普段、まったくと言っていいほどキャンペーンには当たらない性なので、嬉しく思う気持ちと、今後の運をすべて使い果たしてしまったのではないだろうかという気持ちの狭間に立たされています。
さて、久々の投稿は柔らかい入れ歯・コンフォートの購入を決めた、とある患者さんのお話です。
…
……
私はバンコクに住む65歳男性。ちなみにタイ人。
数年前に退職し、最近は日々のんびりとした生活を送っている。家では妻と今年38歳を迎えた娘、孫との4人暮らし。ちなみに自分のルーツは中国にあるので、見た目はどちらかというと中国南方の顔立ちだったりする。とはいえ、いつだったか祖父が華僑としてタイへ移住をして以来の話なので、自分はタイで生まれタイで育った生粋のタイ人。もちろん自分の周囲でも決して珍しいことではない。
これまで何不自由なく生活を送ってきたが、昨年、高血圧気味であると医師の診断を受けた。それ以降は家族にも促され、自分自身の健康にも気を使い始めている。
まずは生活改善のためにオーガニック商材を購入するよう心がけているが、果たして効果はあるのかと甚だ疑問である。ただ、食事に気を使うべきであることは明らかな事実。
そう考えていた矢先のこと。
インターネットで興味深い商品を見つけた。コンフォートというその商品は、日本製の高品質な入れ歯だそうで、様々な入れ歯の悩みを解決し得るらしい。最近バンコクへも進出してきたとのことで、ホームページに掲載されている使用者の声も結構良い。
ただ正直なところ、先日までその情報さえもすっかり忘れていた。実際に入れ歯を作ることに時間も費用もかかることは、これまでの経験上よく理解している。
そして定期検診のために歯科医院へ向かった日を境に、あの入れ歯が再び気になりだしたのである。というのも、これまで長く総入れ歯を使ってきたのだが、どうやらそろそろ替え時なんだとか。周りにはなかなか言いだせずにいたために、そのまま放置してしまっていたが、今の入れ歯が自分の口に合っていないと先生からも告げられた。
そんな時にあの入れ歯をふと思い出したのである。いずれにせよ治療が必要とのことだし、せっかくならあれを試してみたい、と。
しかしながら、困ったことに商品名を忘れてしまった。「入れ歯 痛い 食べ方」で検索した時か「インプラント」を見ていた時だったか…。「入れ歯 高品質 日本」で出てくるだろうか?
…ああ、あったあった、コンフォートだ。
このコンフォートという入れ歯を作るには、ポン先生という名の歯科医院へかからねばならないらしい。初診は無料だそうだし、まずは行ってみることとしよう。バトゥムワンの自宅からであれば車を走らせて20分ほどか。悪くない。予約は既に完了した。
予約当日。初めて訪れる医院なだけあってどこか落ち着かないが、医師は非常に気さくで話し易い。コンフォートの見本を初めて手にした際にも、内側の柔らかい素材にかなり惹かれるものがあった。手で触れるだけでもその肌心地の良さが伝わるのだ。
そしてポン先生に口腔内を見てもらうと、私の場合でもこのコンフォートを作ることは可能とのこと。
本当に日本で作られるらしく、完成までに時間はかかりそうだが、相応の価値があるのではと内心楽しみで仕方が無い。早速来週に次のアポイントを決めてきた。
<つづく>
※フィクションです。