「あのとき」タイにいた入れ歯屋ハルカのブログ

2016年11月某日、都内。内定先である入れ歯屋でアルバイトとして勤務していたハルカは、社長室へと呼び出された。そこで社長から告げられた言葉を機にハルカの入れ歯屋ライフが本格始動。入れ歯との出会い、社長から課されるミッション、初めての社会人経験…そんなハルカの日々を綴ります。

迷うな、悩むな、加速しろ!行動あるのみ、立ち止まるな。

ハルカです。

ここ最近はタイの事業を進める中で、契約書に関するやり取りも挙がり始めています。ある日、契約書のドラフトを作成したハルカは、相手会社の担当さんに早速送付。その日の仕事を終えて帰宅をすると、社長から担当さんへメッセージが飛ばされていることに気がつきました。

「申し訳ございません多数不備がございまして、いま一度作成し直させます!大変申し訳ございません!」

再三再四内容を見直したはずなのに、どこに誤りがあったんだ?社長が激しく謝っているし相当マズイことをしでかしたのか…どうしようどうしよう。。

 

そこでパッと目を開けるハルカ。

「ああ、夢か。」

 

夢でよかったと思いつつも、過度に疲れた気分。架空の出来事にもかかわらず、その日の朝は会社に到着するなり契約書を何度も読み返してしまいます。心なしか、長時間仕事をし続けているかのような感覚にさえ…。

 

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4月に入り、早いものでもう20日

我が入れ歯屋にも新しい仲間が加わり、雰囲気が大きく変わったと感じられます。

特に同じフロアで勤務しているメンバーは関わることも多く、商品・サービスの知識を蓄えたり、入れ歯業界について学んだり、とインプットの連続な日々を送る様子を見かけます。

また、四苦八苦しながらもひたむき電話を取る姿も。

新人ズが電話対応を開始した当初は、私が時折援護に加わる機会もありました。

 

 

「難しいお願いを受けた時は、一度電話を切って折り返すことも一つの手だよ~」

「もう少し明るくはきはき話すことができるとより良いね」

 

 

サービス内容の説明方法や言葉遣い、応答の仕方等々、自分なりにできることからのサポートを試みます。

とはいえやっぱり教えることは難しいとつくづく思うハルカ。

自分では解っているつもりでも、相手に教えるためにはそれ以上に理解し咀嚼しなくてはならず、まだまだ力不足を感じます。

 

 

電話対応をしながら、いつだったかハイスペさんが言っていたことをふと思い出しました。

 

ハイスペ「わからないことや失敗をして覚えることは、時に”新人だから”許されることもあるからね~」

 

その言葉の背景には、

「電話対応をする中での不慣れな姿を出せるのは1年目だけ。新人であれば許容できるものの、社会人2年目でまともに電話を取れないと恥ずかしい。2年目以降で電話の応対方法を教えてもらうことも更に気が引けてしまう。」

というハイスペさんの考えがあったのでは?と勝手に推測しています。

ハイスペさんは余程のことがなければ電話を取っていなかったし、取った際にもどこか嬉しくなさそうな印象を受けていたことがその理由です。

 

 

そんなことを思い返しながら、「新人頑張れ!」と応援するハルカなのでした。

人の心配をする暇があるなら、まず自分の仕事をなんとか進めたら?と囁かれる気がしてなりませんが。

 

2年目ハルカ、発進します。

 

<つづく>

 

明日は、入れ歯屋恒例の100ウォーク!

 

※トップの画像は昨年の100kmウォークの明け方に撮影。