社員旅行は沖縄がいいな、と思いつつ。
ハルカです。
いつだったか八景島シーパラダイスを訪れた際、釣り堀で魚を釣り、その場でさばいてもらったものを食べるという経験をしました。友人らは「俺、結構釣り好きなんだよね~」と他愛もない会話を交わし、ビギナー・ハルカも意気揚々と餌の小エビを針の先端につけます。
しかしいざ魚が釣れ始めると、皆が魚を直接触ることを躊躇い、針から外せないという事態に。仕方なく私が掴むと、周囲は悲鳴を上げ始める始末。釣り好きだと発した彼は果たして本当に釣りが好きなのか、その謎は明らかにされぬまま…。
年末から不定期に開催されているハルキャンですが、ハルカが会いに行く機会にブログが追い付かず山盛り山盛り。ちなみに昨日も行ってきました。まだまだブログで報告していない方々とのお話もありますが、ご無礼は承知の上、昨日の出来事をひとつ。
これまで、ランチをしながら~や、お酒を片手に~といった場面が多くありましたが、昨日の集合時間は午後4時。今回はお茶をしながらなのか?と思いきや、向かった先は居酒屋でした。社長によると、
「毎朝3時に起きて活動し始める朝方の人だからさ。」
とのことでしたが、朝方というよりかはむしろ未明方…?
そんな未明様は矢面の「矢」、満月の「満」、田んぼの「田」を併せ持つ方で、読みは「やまだ」だそうです。「やまんた」という読みが起源とのことで、巨大エイのマンタ(オニイトマキエイ)を彷彿とさせる名前。実際のところ、マンタと変わらぬ懐の大きさを持ちえている感じ。決して思いつきで述べているわけではありませんが…。
ちなみにもうお一方いらっしゃり、その方は海洋生物で例えるとするならば テッポウエビ。どこか類似した雰囲気をお持ちの方でした。
そんなお二方に社長とハルカを加えた4名で開催された「ハルカの悩みを聞く会。」
皆、「我こそは」と次々に声を発する中で、ハルカは一人ポカーンと固まるばかりでした。
マンタとテッポウエビと入れ歯の社長がアルコールを手に話をしていたら、それはもう目を瞠るばかりで言葉を口にすることは難儀であるとは、想像にも容易いものです。
話題に挙がる内容も様々で、「丸亀製麺のケニアに行った人がすごい」とか「ユニクロがぞくぞくする」といった真面目な話や、それらの合間に不意に挟まれるテッポウエビのボケ砲弾。しかも一同がガハガハと笑い、実は凄い方々なのだと忘れてしまうほど。
端的にまとめると、経営者も実は一人の人間で、造りは一般的なおじさんと何ら変わらないと気付いた一日でした。
個人的に、「経営者」という3文字には、ただひたすらに堅くまじめでどこか一匹狼のような一面を持つ情熱の権化を表すのだという思い込みがあったのだろうと、ハルカ自身が新たに発見したのです。
「実際のところ、もちろんそんな一面もどこかに携えつつ、楽しいことや非常に人間味のある姿も当然持ち合わせているんだな」なんて一緒にガハガハ笑いながら感じていたハルカなのでした。
要するに、自分の知る世界や自分の存在そのものはまだまだちっぽけなもので、タイの中心でコンフォートを叫ぼうが、ブログで叫ぼうが、死にはしないということです。
気張らず、楽しく働こうじゃありませんか!
<つづく>