ここはどこ?私はハルカ。
ハルカです。
前回の「ハイスペブログ」、ハルカの周囲からの反応がかなり良く、あちらこちらから好評の声をいただきました。それらのコメントが嬉しい反面、どこかにほんの少しのジェラシーを感じてしまったハルカ。被られた猫50匹の覆面下は、真っ黒なお腹を持つクロハラハムスターなのかもしれません。
さて今回は、私ハルカが入れ歯屋へインターン生として来ていた頃のお話です。
3月に「解禁」した就職活動。その後6月にも何かが始まったようですが、タイした就職活動も行っていない私にとっては未知の世界。就職活動真っただ中の知人から相談を受けても、「うーん、よくわからないや」とすっとぼけてばかりです。
以前、
sekai-de-ireba-challenge.hatenablog.com
でも触れたように、私が参加した当時、入れ歯屋のインターンシップは5日間の社長直轄型。その期間・内容は時期や参加学生数によってさまざまですが、その時は「海外の入れ歯市場を調べ、マーケティングプランを考える」というものでした。
ハルカと同日程で参加したのは以下2名。記憶もおぼろげではありますが、せっかくなので名付けてみることとしました。
- イシキタカイくん
通称イシキタくん。当時、大学2年生ながらインターンシップに参加していた意識高い系大学生。真面目かつ指揮を執ることができるものの、時折空回りしていそうなタイプ。花粉症に悩まされている。
- キホンカモクくん
通称ホンカモくん。(ハルカの記憶が正しければ、)蜘蛛の糸の研究をしており、「スカウトされた」という理由で入れ歯屋へ来た不思議大学院生。基本的に寡黙ではあるが、こちらから声を掛けると意見を出すタイプ。オフィスへは飛行機で来ていたらしい。
2人とも良い人といえば良い人なのですが、インターンシップ初日が初対面ということに加えて、イシキタくんのキャラクターがとにかく濃いことこの上なし。このメンバーでうまくやって行けるんだろうかと不安になるばかりでした。
そんな中での初日は、社内インタビューから始まり、その日の終わりに国決めを行います。好きな国を選択するなどできるはずもなく。クジで引き当てた国について取り上げるというシステムでした。
情報収集の容易さから、やはり英語圏がいいな、台湾でもいいかもな、さらに欲を言えば個人的に好きなオーストラリアとかでもいいな…。そんなことを考えていると、イシキタくんがカードを引き当てました。カードが示した国は、
え、どこ?
「アラブ首長国連邦」でした。
グループのメンバーと打ち解けられるのか不安を残しつつ、さらには英語圏などという望みはこれっぽっちも叶わずと、予想の斜め上から始まったインターンシップ。
このお話の続きはまた今度。
<つづく>