「あのとき」タイにいた入れ歯屋ハルカのブログ

2016年11月某日、都内。内定先である入れ歯屋でアルバイトとして勤務していたハルカは、社長室へと呼び出された。そこで社長から告げられた言葉を機にハルカの入れ歯屋ライフが本格始動。入れ歯との出会い、社長から課されるミッション、初めての社会人経験…そんなハルカの日々を綴ります。

新入社員のハルカです。

ハルカです。

先日見た夢は、「入れ歯屋のある歯科技工士さんが、パッションフルーツの果汁でコンタクトレンズを洗う」といったものでした。目に沁みそう。

 

さて、早いもので、入社してから既にニ週間が経過。

ちなみにハルカは、先日の入社式にて海外事業部への配属が通告されました。タイでの一件もまだまだこれからということもあり、大きく驚くことも無いといえば無いし、あるといえばある、かもしれない…。

 

入社後のはじめの一週間は「新人研修期間」と称し、社長をはじめ、社内のたくさんの方と顔を合わせます。その期間中は、社長から入れ歯屋の変遷やその思いを聞いたり、外部のセミナーにてビジネスマナーを学んだり。また、社内すべての部門へとインタビューをし、働くとは何かを考え、また再びインタビューに回り。改めて考えると、すべての部門の方のお時間をもらい、自分の気になることを直接聞くことができる機会は、なかなか経験できないことだと気づきました。

 

そして、研修期間も最終日となった金曜日のこと。

 

その日は、朝から「今日が終われば休みだ!」と意気揚々と布団から起き上がり、改めて気合を入れ直した上でオフィスへと足を運びました。研修も今日で終わるし、翌週からは少しずつといえど、海外事業部としてまた新たにスタートを切る。その準備のためにも、残りの研修も全力で取り組もう!と、ドキドキソワソワし、研修も終わりに近づいたその時。社長がこちらへやってきました。

 

「ハルカについてはもうしばらく教育期間継続で。」

 

出た!

 

社長からの、いつもの通り唐突な指令、そろそろ慣れ始めた気がしなくもなくもない。

 

コンフォートのこと、入れ歯のこと、会社のことをより深く知り、海外とのやり取りでも生かせるようにと「生産管理」でのお手伝いをせよ、とのことでした。

よく考えると入れ歯のこと・コンフォートのこと・会社のこと、より近くで見ることができる機会をもらえたということもあり、正直ラッキー。

 

そんなわけで、入社後第二週目は「生産管理」という部署でお世話になりました。

実際に行ったのは、

入れ歯を受け取り、入れ歯を出し、入れ歯の写真を撮り、入れ歯を見つめて入れ歯について話を聞きながら入れ歯の勉強をし、その合間にコンフォート入れ歯をつくり、入れ歯を梱包して、…といったもの。そのうち、こちらがやりかけコンフォート。

 

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ヘタクソハルカのミスも、技工士さんの技術によって美しく覆い隠されています。

 

これまで「入れ歯屋」と関わりを持ちつつも、さすがにここまで入れ歯の近くに居続けたことは初めてだと感じました。つい、街中にある半円の形をしているものが、ぼんやりと入れ歯に見えてくるほど。

そんなこんなで生産管理のお手伝いを終え、今現在は営業でのお手伝いへとシフトしました、ハルカです。

 

ぴえー

 

<つづく>