「あのとき」タイにいた入れ歯屋ハルカのブログ

2016年11月某日、都内。内定先である入れ歯屋でアルバイトとして勤務していたハルカは、社長室へと呼び出された。そこで社長から告げられた言葉を機にハルカの入れ歯屋ライフが本格始動。入れ歯との出会い、社長から課されるミッション、初めての社会人経験…そんなハルカの日々を綴ります。

まだまだこれから。

 

ハルカです。

大学の先輩から、「ブログいつも読んでいるよ!」と言ってもらえ、あまりの嬉しさにほくそ笑んでしまいました。また続けて、「コンフォートってやつでしょ?」とも。自分でも気付かぬうちに、その名を広めることに成功しました。

 

 

一方、タイ企画のその後はというと。

ハルカは、入れ歯が出来上がるのを今か今かと待ち侘びていました。これまで、

 

  1. タイで「柔らかい入れ歯・コンフォートにしたい!」患者さんを計四名獲得。
  2. 患者さんらをタイの歯医者さん・ポン先生のクリニックへ招くもキャンセル続出。
  3. キャンセルした患者さんのうち、一名は再び来院。
  4. さらにもう一名は予定通り来院。「一本入れ歯」のユニーク症例!
  5. 他キャンセルの出た患者さんは、ポン先生から再度連絡を取ってもらう。

 

といった流れて進んできた我々の企画。今後、出来上がった入れ歯を患者さんの下へ直接お届けする予定です。そして、タイでコンフォートにした患者さんが喜ぶ姿を映像に収めます。今は、その入れ歯完成待ち段階。

 

ちなみに、一本入れ歯の患者さん・イッポンばあちゃんについては、オヒゲさんが作業に取り掛かっていました。

コピー入れ歯作製の際、ハルカは、入れ歯をつくるのもかなりの苦労を要すると痛感。世間では嫌われがちな入れ歯ですが、されど入れ歯。オーダーメイドの医療器具です。特異的な形状である一本入れ歯ともなれば、尚更大変。しかし、オヒゲさんの手にかかれば、これも可能となるらしいです。

 

f:id:harukurukurupa-ma:20170330145545j:plain

 

さらに、一度キャンセルしたものの、再び来院してくれたカムバックばあちゃん。ポン先生がタイにて新たな入れ歯をつくり、その上で診察を行った後、日本でコンフォートの加工を行うことになりました。タイからの入れ歯到着を、首を長くして待っています。

 

順調に進んでいるようにも見えるこの企画。入れ歯の完成に限らず、「映像を収録した後にどのように流していくか」や「タイ現地へ入れ歯をお届けした際はどんなスケジュールにするか」等、考えなければならないことは、たくさん残っています。あれとこれとこれと、あとそれも…。

 

 

それはそうと、2週間ほど前に大学を卒業しました。その前日には誕生日も。たくさんの方からお祝いして頂き、嬉しい限りです。これで私も、無事に明後日から入れ歯屋になることができます。

 

おめでとう、自分!

 

<つづく>