「あのとき」タイにいた入れ歯屋ハルカのブログ

2016年11月某日、都内。内定先である入れ歯屋でアルバイトとして勤務していたハルカは、社長室へと呼び出された。そこで社長から告げられた言葉を機にハルカの入れ歯屋ライフが本格始動。入れ歯との出会い、社長から課されるミッション、初めての社会人経験…そんなハルカの日々を綴ります。

想定外の大波

ハルカです。
ハイスペさんは海外へ来ると、フルーツのフローズン系飲み物をよく注文する傾向があるそうです。確かにおいしい。

 

さて、カムバックした患者さんの診察を終え、少し落ち着いたハルカ。しかし、いくら待てど1人目の患者さんが来ず、さらなる不安がハルカ達を襲います。

すると、クリニックの電話が鳴りました。受話器を置いたポン先生がこちらへやってきます。

今日来る筈の4人のうち、1人目の予定だった患者さんが、「膝が痛くなったので行けない」との連絡が入ったとのこと。

 

予定時刻を回っても姿を現さないことから、嫌な予感はしていました。しかしやはり…。

 

てもここで気を落としてはいられません!

 

まだ2人の患者さんが残っている気を改めたその時、再び電話が鳴ります。

 

「予定が入ったので、今日行けません。」

 

 

 

うわー!

 

嫌な予感が当たり、現実から目を背けたい気分。

 

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いまからまた公園へ行くのか?それともショッピングモールで探す?いやしかしそれはダメだと言われたし。通訳さんもいないし、日本人街へ繰り出すべきか?

 

あたふたせずにはいられません。その様子を心配したポン先生が一緒に対応を考えてくれました。

そして今後、ポン先生を通じて別日程での診察が行えるかどうか、確認をしてみるということでなんとか落ち着く。

 

海外にいるからこそ、「万が一」を想定して行動せねばと感じさせられた出来事でした。

 

予定ではもう1人患者さんが来るはずですが、果たして!?

 

<つづく>