「あのとき」タイにいた入れ歯屋ハルカのブログ

2016年11月某日、都内。内定先である入れ歯屋でアルバイトとして勤務していたハルカは、社長室へと呼び出された。そこで社長から告げられた言葉を機にハルカの入れ歯屋ライフが本格始動。入れ歯との出会い、社長から課されるミッション、初めての社会人経験…そんなハルカの日々を綴ります。

番外編:週末旅行記

ハルカです。

オフィスにて、私の横は社長の席です。3日ほど前に社長宛に届いた荷物が、未だに開封されぬまま机の上へと置かれています。既に送付物が判っているのか、それともただ忘れているだけなのか。しかし、忘れるような大きさの箱にも見えないし。

 

…社長、開けないんですか?

 

 

それはそうと、せっかくの金曜日、今回は番外編と称しハルカの過去旅行記をご紹介いたします。記事を読み、少しでもご興味を持って頂けると幸いです。

 

今回の旅先は中国・四川。もちろん飛行機で向かいます。

訪れたことのない土地へのわくわく感から、出発前夜からそわそわするばかりでした。

 

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スケジュールは4泊5日、4人で楽しくのんびり旅、かと思いきや、開始早々予想外の展開に見舞われます。それは、あらかじめ予約をしていた、宿泊予定のホテルに到着してすぐのことでした。

 

「予約ないよ。」

 

どうやら予約手続きがうまくいっていなかったとか。幸い空室があったために寝床は確保できたので、まあOK。インターネットを通して予約をした件であったこともあり、仕方ないかと思いつつ。

 

そして四川へ来たからにはと、夕飯時に火鍋屋へ。過去にも辛い火鍋を口にした経験はありましたが、まったくと言っていいほど比べ物になりませんでした。辛さを分かりやすく伝えるとするならば、一緒に食べた後輩共々お腹を壊したという出来事でしょうか。

 

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そんなお腹の調子が本調子ともならぬ中、次の日に出掛けたのは中国一の人気を誇る世界遺産九寨溝

 

四川・成都より約9時間の山道バスを経てたどり着いたのは、エメラルド色に光る湖だったのです。湖の底に沈んでいる成分や、水中に含まれる石灰?等のさまざまな色と光の屈折により、美しさが作り上げられるそうです。

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そして、この美しさや自然の風を感じつつ、滝を横目に摂った食事は画期的なインスタント食品。なんとこちら、水を入れることによって化学反応を起こし、お湯や火を使わずともあたたかな食事が可能になるのです。もちろん美味しい。

 

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都市部からかなり離れた山奥に位置するために、九寨溝を訪れた前後日は、すぐそばのホテルへ。もちろんあらかじめ予約をしていた…はずなのですが、またもや

 

「予約ありません。」

 

そういいつつ、その折もありがたいことに空き部屋を用意してくれ、中国人の温かさに身も心も救われるばかりです。そんな良い国、中国。

 

おすすめです!

 

<つづく>

わかるけれど、わからない。

ハルカです。

入れ歯屋のオフィスでは、一部の社員については引き出しコーナーが設置されています。本来であればデスクの下に収納される引き出しが椅子の背後へと置かれ、足元周りがすっきり。常に明るく目の届く場所へ置かれているため、「久々に引き出しを掃除したら、ホコリまるけでびっくり」なんて恐れる必要もなく、一石二鳥です

そして、一種の物置台と化したハルカの引き出しの上では、謎の世界が広がっているのでした。タイトルは、「弱肉強食?」。

 

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さて、まるで何も進んでいないかのように見えるタイへの事業展開ですが、こっそり嬉しく感じることがありました。

 

タイにおいて医療機器の輸入・販売を行う際、タイのFDAから認可を受けなければなりません。ちなみにFDAは、日本で言う厚生労働省といった位地にあたります。

入れ歯はタイにおいて医療機器としてみなされるため、コンフォートの材料もその対象に。ゆえに、柔らかい入れ歯・コンフォートをタイで生産したり、販売をしていくためには、定められた書類や証書を準備し、現地のFDAへ提出、認可をもらわなければなりません。

 

そして、その書類集めを5月より開始し、早2カ月が経過。やっとこさすべての書類を揃え終え、タイへの送付が完了したのです。

 

やったあ!

 

とはいえ、あくまで提出書類が整ったにすぎないことも事実。まだスタート地点にさえ立てていないということを認識しつつも、 「やっとできた」という達成感に満たされます。あれやこれやと様々な機関へと問い合わせ、自ら赴いたことも、そのように感じる理由の一つなのかもしれません。

 

ここまで至る過程の中で、正直なところ、「なんで書類を揃えることに2カ月も要してしまったんだ」と思う側面がありました。

 

2か月の間に行った内容としては、2つの機関へそれぞれ順に書類を提出した後、そこから入手した書類にハンコが押されていることを確認。その書類を外務省へと持参し、元より押されていたハンコの上から、確認済みハンコを押してもらいます。

さらに、そのほかの提出書類にも同様のハンコとハンコをもらい、すべて揃えたうえでタイの大使館へ。

最後に、大使からのハンコをもらい、準備が完了です。

 

国を越えるやり取りに要される書類のため、複雑かつ手間のかかる手続きが求められることは理解できるものの、幼心に

 

もうハンコもらったじゃん!

 

と感じる場面も。

 

 

今後、ハルカが集めた書類たちは約1週間をかけてタイへと向かいます。そしてポン先生と出会った後にタイFDAへ。そこでの認可を受けてより、コンフォートの正式なタイにおける輸入・販売が可能となるのです。

 

どうか、滞りなく認可を取得できますように!

 

<つづく>

あらためまして、

ハルカです。

3日前から筋肉痛に悩まされています。

先月末から参加し始めた地域の卓球クラブがその要因。運動不足の解消にと軽い気持ちで始めたものの、いざ蓋を開けてみると、そこはごく一般的な卓球部のようでした。指導者の方に球出しをしてもらい、ひたすら打つ打つ打つ。決められた本数を連続で入れられるまで次の人と交代はできません。

交代をし、すこし呼吸を整えようとするも、次は球拾い。虫取り網を振り回すことで結局息は切れるばかりです。

卓球に加えてプール通いも検討していたハルカ。どうやら卓球だけで、この一夏、バテ尽くしそうな勢いです。

 

(それにしても、この写真の男性の打ち方は異常…)

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今さらながら、ここ最近はブログにタイのことを書いてないなと気付きました。

あくまで、「ある日、社長から『海外のどこかの街で入れ歯で困っている人を見つけてきてよ』と言われて海外で入れ歯の人探しをすることになった新入社員のブログ」なので、

 

ま、いっか。

 

もちろん、タイのことを何もしていないわけではございません。

出張時のビデオを振り返り、いくつかピックアップしてハイスペさんへ渡したり、柔らかい入れ歯・コンフォートのタイにおける医療機器登録の手続きを進めたり。そして、その業務の一つには、タイ語翻訳者探しがあります。

 

sekai-de-ireba-challenge.hatenablog.com

 

上の記事を投稿した時点では、「日本語とタイ語が話せて、Web制作を行うことのできる人」を探し出そうと試みていました。とはいいつつ、Web制作はどうやら社内でできそう。そんな理由の下、現在はWeb制作はできなくてもいいから、「日本語とタイ語が話せる人。タイ人で。」との条件にて、人探し継続中です。

 

途中経過としては、順調に候補となるタイ人が見つかりつつあるという現状。

条件が緩和されたことはもちろんですが、これまでお世話になってきた方々のさらなるご協力をいただいた結果の賜物だとつくづく感じています。

ハルカ自身にタイ人の友人はいないにもかかわらず、いざ「探し出したら見つかる」というこのネットワークに感服するばかり。

 

 

みなさま、いつもいつも

 

ありがとうございます!

 

<つづく>