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企画書はラブレター?

ハルカです。

 
先日、タイでの企画概要を組み立てるも、多大なる課題を残していたハルカ。予告で明らかにした通り、ハイスペさんも共にタイへ向かうこととなり、事前準備を含め、本企画に携わってもらえることとなりました。
 
それら課題のうち、最重要と言っても過言でない点。それは、「タイで撮影したドキュメンタリーをどのように多くの人に伝えていくのか?」ということです。
 
その答えは、存外すぐ側にありました。それは、
 
マスメディア
 
マスメディアです。
 
ハルカは考えたのです。
 
動画を撮影するのであれば、それを最大限用いたい。ここ最近、「動画」をよく見かけるのはインターネット上がほとんどです。
そんな中、我々が広げたいと思っている商材は入れ歯である、と。
 
「入れ歯を使用する方の多くはご老人。タイのおじいちゃん、おばあちゃんはスマートフォンやパソコンを使いこなし、SNSを使用しているのか?」
 
…少々危ういな。
 
一方、マスメディアのターゲット層は幅広く、それらが用いる媒体は、新聞、テレビ、雑誌、ラジオ等…
実際、ハルカの祖父母も携帯電話は使用していますが、基本的に携帯電話の電源は切られています。そして、主な情報源はテレビ・新聞からがほとんどのようです。
 
よって、タイのメディアに取材をしてもらうという手段がよりよいと結論づけました。
内定者ハルカのアホ企画に、CMや雑誌広告等への莫大な費用をかけることはもちろんできません。ならば、取材にきてもらえればいいのです!しかし、ただ突っ立っているだけでは、メディアからの取材は来る筈もないということは明白です。そこで社長は、
 
「それなら、メディアの方々へ取材を依頼する企画書を作ってみてよ。」
 
 
そろそろこの規格外の指令にも慣れ…たわけではありませんが、私も
 
 
「企画書、ですか?まあそうですね。」
 
「俺の部屋に企画書の書き方の本とかあるから、いい機会だし、やってみな。」
 
社長室からhow-to本を拝借し、ページを繰ると、「企画書はラブレター!」と断言されていました。生まれてこのかた、ラブレターなどとは無縁であったハルカにはさっぱりです。
 
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ピーマンを思い浮かべつつ、ワカメのように流れながら作った企画書。果たしてどのような企画書が出来上がるのか!?
 
頑張れハルカ!
行け行けハルカ!
 
(予告でハイスペさんの名を出しながら、その内容は数行で終わってしまいました。ハイスペさん、ごめんなさい。)

それでも、私はめげない。

こんにちは。先日、ブログの第一投稿を自分のFacebookページでシェアをしたハルカです。

私の“入れ歯屋就職”を知らない友人から、Facebookのアカウント乗っ取りを心配されました。ちなみに、本物が書いています

 

 

さて、社長から「タイの街中で入れ歯に困っている人を探し出す」という指令を受けたハルカ。その後、具体的な企画内容を日々模索していました。閃いては行き詰まり、また別の案を閃くも現実性に欠ける案…まさに試行錯誤の繰り返しです。その末に行き着いたのは、

 

「入れ歯に困っている人にコンフォートにしてもらい、使用前後の様子を動画に収めてプロモーションに使ってしまおう大作戦!」

 

以前ご紹介した柔らかい入れ歯、コンフォート。実は日本での評判は良いそうです。コンフォートに変えた患者さんは皆、「なんでも食べられるようになった!」と大喜びなんだとか。

これを踏まえ、「タイでコンフォートにした患者さんが喜ぶ姿を映像に収めて流せば、他の人も注目するのでは?ついでに、街中で入れ歯に困っている人を探す様子も撮っておけば、それなりにドキュメンタリーっぽくなりそう!」そんな魂胆です。

 

割とそれっぽくできたので、早速報告してみました。今回は社長ではなく他の社員さんに聞いてもらうことに。すると、

 

「いつ何時のフライト・ホテルで行くつもり?それぞれどれだけの費用が掛かる?タイの街中では英語は通じないよ。通訳を雇うのは予算オーバーになるしどうするの?入れ歯に困っている人ってそんな簡単に見つかる?バンコクのどこでやるつもり?ー(中略)ー全然決まってないじゃん、もっとしっかり詰めてきて。」

 

………

 

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テンションは急降下するも、これらはすべて今回の企画を成功させるためには必要不可欠なこと。気を取り直してTo Doリストを作成、作業を再開しますが、やはり一人では不安な点も多く残ります。

 

そんな時に登場したのはとある先輩社員。もしや、グズグズ内定者のアホ企画を見かねてサポートをしてもらえるのか?そんな邪心がよぎります。

 

「タイの企画大変そうだね。大丈夫そう?」

  

ハルカ「まだやらなければならないことがてんこ盛りで。ぜひ先輩の力をお借りしたいところです。」

 

実はこの先輩、入社一年目にして多数の地域へと出張を重ね、英語を見事に操り、しかも手品もできる超ハイスペック系社員さん。ハイスぺさんが来れば怖いものはありません。これまでの仕事や出張経験から、きっと素晴らしい提案をしてくれるはず。そう信じた結果、

 

「あーそっか。がんばって!」

 

…あれ?

 

 

 

 

相変わらず予想を裏切る入れ歯屋社員の仲間たち。

そして、既にてんやわんやなハルカをさらなる試練が待ち受けます。

 

次回、

「ハイスぺさん、企画に加わる。」

「企画書って何?」

の2本です。お楽しみに!

「海外のどこかの街で、入れ歯で困っている人を見つけてきてよ。」

はじめまして、こんにちは。大学4年生のハルカ(偽名)です。

春からは都内の某入れ歯屋への就職を予定しています。

 

私は現在、就職予定先にて週に一度アルバイトとして働いています。通常、勤務中は入れ歯について調べたり、海外の入れ歯事情を調べたり…。時には社外ミーティングに参加することもあり、会社のこと、仕事のあれこれに直接触れる機会をもらっています。このことを周りの友人に話すと、よく羨ましがられるものです。

 

そもそも、「入れ歯屋ってなんだ?」と感じる方もいるかと思うので、少し説明を加えると、私の就職予定先では、「入れ歯をアタリマエに」の実現に向け、独自の技術で柔らかい入れ歯の提供や入れ歯関連商品の販売等を行っています。

 

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そんなある日、社長の口からこぼれたのは、

 

「海外のどこかの街で、入れ歯で困っている人を見つけてきてよ。」

 

なんともざっくりとした言葉。冗談かと思い聞き進めると、

 

「じゃあ、タイの街頭で入れ歯の人を探し出す感じで。」

 

とのこと。どうやら本気で言っているらしい。

一方で内定者ハルカは、

 

「ん?」

 

タイで入れ歯?タイタイ?なにゆえ?そもそもまだ入れ歯のこともよく知らないし、ましてやタイ?タイ語?内定者ってそんなことを任されるポジションの者なのか?入社すらしてもいないただの学生にもかかわらず。もう、わけがわからないよ!

そう考えつつ口走ったのは、

 

「はい、やります。」

 

何をするのかさえ10割程度理解できていない状況ではありましたが、「タイへ行けるのかも」という下心と、「なんかよくわからないけれど、逆に楽しいかもしれない」との考えから、思わず引き受けることに。

蓋を開けてみると、どうやら

 

「海外で入れ歯の人を探し出し、コンフォートにしてもらう」

 

という計画を、内定者の私が、具体的な計画立案から広報まで全てやってみる、といったものでした。ちなみにコンフォートとは、私の就職予定先の提供する、硬い入れ歯の裏面を「生体用シリコーン」というやわらかい素材でコーティングした入れ歯(冒頭で述べた「柔らかい入れ歯」)を指しています。

 

そんなコンフォートのタイ進出に駆り出されたのは、まさかの内定者ハルカでした。

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勢いに任せただけのような企画、その勢いにただ赴くがままに乗ってしまったハルカの今後の行方やいかに!?

 

<つづく>